埼玉県狭山市の歯医者。川越、入間、日高市方面からのアクセスも可能。一般・小児矯正(子供の矯正歯科)、インプラントなど。土曜・日曜診療

フローラ歯科クリニック

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子供の矯正

小児矯正とは

歯並びが悪くなる原因の多くはアゴが小さいこと(成長が足りない)です。顎が小さいためにすべての歯がきちんと生えることができず、混み合って生えてきたり(乱ぐい歯)、八重歯になったりします。従来の矯正治療ではこの原因に対するアプローチがなされず、便宜的に歯を抜くなどの処置で対応しているケースが多く見られます。つまり対症療法が行われてきたわけです。
それに対して、歯列育成とは従来の矯正治療では取り組みが足りなかった「顎の拡大」をすることにより、このおおもとの原因を治す原因療法です。(対症療法より原因療法の方がいいのは明らかです。)このことにより、永久歯を抜歯せずに歯列を整えることが可能となります。

治療方法

顎を拡大しながら治療します。

プレートと呼ばれる、取外し可能な装置を1日12時間使用します。
睡眠時を含め夕食後から翌朝起きるまでの間、指示通りにお口の中に装着します。
プレートを徐々に拡大することで顎が大きくなり、永久歯の生えるスペースが確保されていきます。

来院頻度

来院していただく間隔は状況により1~4週間に一度です。
開始年齢は、5~9才くらいが最適です。
10才をすぎると顎の拡大が難しくなるため、抜歯を伴う全顎矯正となるケースが大半です。

定期検診

治療期間はおおむね3~4年ですが、永久歯が萌えそろうまでフォローします。
永久歯が萌えそろわないと後戻り等が起こりやすくなります。
期間は長めですが、早期発見、早期治療で最小限の治療にとどめることができます。

まとめ

床矯正の良いところ

  • 可能な限り永久歯を1本も抜きません
  • 装置は取り外し可能ですので、食事も普段通りおいしく食べられます
  • 虫歯にもなりにくい!
  • 早期治療ならば77,000円(税込み)から治療可能です
  • ハミガキも煩わしさがない

まずはご相談を

「おおごと」にならない前に来院するのが早道です。
「おかしい?」と思った時が治療開始のタイミングなのです。
些細な事でも結構です。是非お問合せ下さい。

矯正治療の進め方

  • 初診・カウンセリング

    まずはドクターによる決め細やかなカウンセリング。あなたの希望や不安に思っていることをお聞きします。ご質問はどんどんお尋ね下さい。

  • 検査

    レントゲンや歯型をとって、あなたの歯並びを徹底的に調べます。そしてあなたの歯がどのようになっているのかをご説明します。

  • 治療計画のご説明

    検査結果をもとに、具体的な治療方法をご提案します。治療内容はもちろん、期間や費用についても、納得がいくまで話し合いましょう。

  • 治療スタート

    虫歯や歯周病の場合、その治療を先にいたします。その後、矯正装置を装着します。
    個人差はありますが、2~3日締め付け感や噛んだときに痛む場合があります。しかし時間の経過とともに軽減しますのでご安心下さい。口の中の違和感やしゃべりづらさ、かみづらさも徐々に慣れてきます。

  • 定期的な調整

    月に約1回のペースで通院して頂きます。「ワイヤー」や「ゴム」の交換・調整などの処置をします。その際に治療の進行具合をチェックします。

  • 治療終了

    矯正治療装置を外します。その後、後戻りを防ぐためにリテーナーという装置を入れ、保定が始まります。
    リテーナーは矯正前の位置に戻ろうとする歯の力を抑制し、正しい歯並びを安定させるための装置です。
    取り外し可能なので、矯正装置のような抵抗はありません。
    保定期間は矯正治療期間と同じくらいが目安で、通院は2~6ヶ月に1回です。

治療症例

矯正前の状態です。

矯正装置をはめた写真です。
これからスタートします。

治療半年後の写真です。
左が正面の写真、右が上顎の写真です。
半年でここまで整いました。
このケースは費用が77,000円となります。
上顎のみ取り外し可能な器具のため、小児の治療法の中で「取り組みやすさと治療費が抑えられる点」がメリットです。
ただし、この費用と期間であてはまらないケースもありますので、個別に相談が必要です。
※取り外し可能な器具は永久歯の萌え変わり時期のみ有効な処置となります。

不正歯列の種類

出っ歯

出っ歯

上の前歯が前に出たり、下あごが後退している状態。
あごの骨に原因がある場合と、歯だけが前に出ている場合がある。日本人に多い。

開咬(かいこう)

開咬(かいこう)

奥歯をしっかり咬んだときに、前歯がかみ合わず、上下の前歯の間が開いている状態。
口の中が乾きやすく、むし歯や歯周病、顎関節症になりやすい。

受け口

受け口

下の歯が上の歯より前に出ていることをいいます。まく噛めないだけでなく、聞き取りにくい口調になってしまいます。

過蓋咬合
(かがいこうこう)

過蓋咬合(かがいこうこう)

咬み合わせが深く、前から見ると下顎の前歯が見えなくなってしまいます。ものをよく咬めません。

乱ぐい、八重歯

乱ぐい、八重歯

アゴの大きさと歯の大きさのバランスが悪く、歯の生える場所がなくなっている状態です。
上下間でかみ合いません。
あごが小さくなっている現代っ子に多いです。

すきっ歯

すきっ歯

歯と歯の間が開いている状態。
歯そのものの大きさが小さかったり、歯に対してあごが大きいことなどが原因となります。

交叉咬合
(こうさこうごう)

交叉咬合(こうさこうごう)

上下の奥歯が横にずれて、反対になっている咬み合わせ。正中線がずれている場合が多い。